愛知県常滑市は、名古屋南方に位置する「知多半島」のちょうど真ん中あたり、西側の海沿いに面しています。中部国際空港があることから空の玄関としても広く知られています。
常滑が代表する産業に窯業(陶器製造)があり、最も盛んだった昭和初期の風情を随所に残す町並み「常滑やきもの散歩道」は、観光スポットとして広く親しまれています。
また、海沿いにある埋立地「りんくう」には新しい大型商業施設も増えつつあり、新しさと懐かしさが融合した、魅力ある街と言えます。
「常滑やきもの散歩道」とは昭和初期ごろ最も栄えた窯業集落一帯を指します。今も点在する煙突・窯・工場など、時代と共に使われなくなった歴史的産業遺産を巡る観光スポットです。
この集落には現在でも多くの作家や職人が住み、活動しています。
休日には、焼き物コレクターをはじめ、古い趣ある建物や風景を求める写真愛好家や、若い女性たちなどで賑わいを見せています。最近は、素敵なギャラリーやカフェをはじめ、こだわりの雑貨を取り扱うお店も増え、それらを求める若者や家族連れの方も増えつつあります。